こんにちは、旅人採用チームです。
旅人採用を利用していた内定者の学生さんや既に働いている方、旅好きの社会人の方々にお話をうかがっていく、【旅人採用インタビュー記事】企画第6弾です。
今回は、株式会社クルイト内定者の青木晃一さんにインタビュー。
ずっと高校教師を目指していた青木さんが、「なぜ教師ではなく教育業界の民間企業への就職を決めたのか」またどのように就活をしていたのかをお聞きしてきました。
青木晃一さん
20卒/大阪出身/神戸大学 発達科学部4年
大学時代は友人と個別指導塾を経営したり、休学して世界一周をしたり、
TABIPPOでインターンをしたり。
内定先:株式会社クルイト
目次
サークルや塾を立ち上げたり、世界一周をした大学時代
ーー今日はよろしくお願いします。まず、自己紹介をお願いします。
青木さん 神戸大学4年の青木晃一です。両親が教師・お姉ちゃんも幼稚園の先生という教育一家で育ち、家族や高校の時の塾の先生の影響でずっと教師を目指していました。
高3の時の塾の地理の先生が、授業わかりやすいだけではなく実際に海外にたくさん行っていて授業で自分が実際に訪れたときのエピソードを交えて話してくれてすごく面白かったんです。それで、自分も面白い授業をするために世界一周に行ってから、地理の先生になる、というのが夢でした。
ーーその地理の授業、面白そうですね!大学時代はどのように過ごされていたのでしょうか?
青木さん 大学ではサークルを立ち上げたり、友達と塾を経営したり、1年休学して世界一周をしたりしました。
大学入学時、UNIQLOと河合塾でずっとバイトをしていて忙しくて、練習日とかの問題で入れるサークルがなかったんです。だから、ドッチボールとかをやる遊びサークルを自分で作ってしまいました。大変でしたがそのサークル立ち上げの経験から、自分で何かを立ち上げるのって面白いな、いろいろ挑戦していきたいなと大学1年の時に感じました。
また、大学1年の時に集団塾でチューターのバイトをしていて、授業についていけない生徒に相談に来た時にだけ質問対応とかしかすることができなくて悔しくて、大学2年になったタイミングで塾のバイトをやめて、ビルを持っている友達と起業して個別指導の塾を始めました。
地元の中学生向けの個別指導の塾を経営していたんですが、近くの中学の前でビラ配りをしたり、友達紹介キャンペーンとかをやったら結構生徒も集まって自分含め友達3人+バイト2人の5人体制で運営していました。1年ほどその塾の運営をやり、ある程度満足感を覚えたので、僕はメンバーから抜けて大学3年を休学して世界一周に行きました。
公教育に関わる民間企業が、一番多くの人に影響を与えられると考えました。
ーー就活は、どのように進められたのですか?
青木さん スケジュールとしては、12月に自己分析や就活についての本を読み込んだり、企業分析とかの就活セミナーに行き始めました。3月に本格的に選考を受け、4月に内定承諾という流れです。就活を始めたのはちょっと遅めです。
旅中移動時間は、電波もなくてやることもなく音楽を聴くのすら2時間くらいで飽きてくる。その時間で自分自身のことや将来のことを考えたりして、自然と自己分析ができました。
ーー教師を目指していた青木さんが、なぜ教育業界の民間企業に就職を決めたのですか?
青木さん 旅中に自己分析で自分のしたいことを考えていったら、民間に就職するのがいいなという考えになりました。
1クラス40人くらいの生徒を相手にする先生ではなく、教育業界そのものを変える大きいことをやりたいなと思うようになったんです。教員になって内部から変えるよりも、外部から教育業界そのものを変えたいなと。将来学校を建てたいという夢のことを考えたり、教育業界そのものを変えたいなという思いがあったから「教師よりも教育事業に関わることができるところに就職しよう。」と決めました。
ーー自己分析の結果、教師ではなく教育業界の民間企業への就職を決めた青木さん。数ある教育業界の企業から、株式会社クルイトさんを選ばれたのはなぜですか?
青木さん 学校教育に関わるのが一番教育業界に影響を与えられるなと考えたからです。
主に「民間教育」か「家庭教育」か「学校教育」に分かれると思います。民間は塾などのことで、家庭教育は家族内での教育などのことです。
どれが一番多くの人に影響を与えられるかなと考えた時に、塾は作ってもお金がかかるからみんながいくわけじゃないし、家庭教育は基本家庭内でのものなのでアプローチが難しい。
一方学校は、日本の高校進学率は約97%とかで、ほぼみんなが行く。だから、学校教育に関わるのが一番教育業界に影響を与えられるなと考えました。そして教師としてではなく、学校を1から建てたいという夢ができたのですが、とはいえ何から手をつけたらいいかさっぱりわからない状況でした。そこで、学校事業に関わることができ、学校を建てるためのスキルを磨ける企業を探してきました。
クルイトは、これまでに塾事業でキャッシュを生み出してきており、これから学校事業を始める、ということでここしかないなと思い入社を決めました。クルイトが一番夢に近かったというのが大きいですね。
また、面接で話した方全員が「この人尊敬できるな」と感じたのも理由です。人としても、ビジネスマンとしても尊敬できる人たちです。自分なりに納得のできる就活になったなと思っています。
ーーなるほど。「どれが一番多くの人に影響を与えられるか。」というところから考えられて決められたのですね。青木さんはなぜそこまで「教育」にこだわりがあるのでしょうか。
青木さん 親が教師だったり、教育に関わりがある環境だったのが大きいかもしれません。ずっと親が教員としてすごくかっこいいなとおもっていて、だから教師になりたいなと思いました。あと、昔から教育指針の変更とか、いい勉強法とかを調べるのが好きでしたね。
企業を選ぶ5つの項目を元に、丸一日かけて面接ごとに質問を作っていきました。
ーー就活中は、どのようなことを考えながら企業を見ていたのですか?
青木さん 企業を見るときは、「将来高校を建てたい」という夢を要素分解して決めた就活の5つの項目にその企業が当てはまるかを見ていました。
①教育業界である
②新規事業に携われて、裁量権がでかい(50人以下のベンチャー企業)
③理念に自分が共感でき、社員さんが体現している
④自分がその事業やプロダクトを愛せる
⑤ITに関連している
の5つです。
ーー面接中はどのようなことを意識されていましたか?
青木さん 全部の企業、全部の面接で「質問をたくさん考えていく」というのをやっていました。だいたい前日丸一日使って考えていましたね。
5つの項目に紐付いた聞きたいことのテンプレがあって、それを受ける企業ごとに当てはめて質問をあらかじめ作って面接で聞いていました。「この企業は5年後どうなる予定ですか?」とか「どんな形を目指しているのですか?」とか「今年何人採用する予定ですか?」とか「この理念は、どういう時に実感されますか?」「この事業って理念とどう繋がっているんですか?」とか。
選ばれるというよりも、その企業が自分にどれだけあっているか、という目線で面接を受けていました。「面接されてるし、している。」という感じ。
また、面接では「話をメモしながらやりたいので、ノートを開いてもいいですか?」と聞いて、ノートの自分の考えや質問のメモを見ながら答えていました。
友達と話したり、就活サービスをうまく使って情報を取りに行ってください。
ーー就活をしてよかったことなどありますか?
青木さん 就活生として行くと、聞いたら何でも答えてくれたのがよかったです。
上場企業だと、IR(経営状態や財務状況等)とかの情報をしっかり公開しないといけないというルールがあるけど、未上場のベンチャー企業とかだと絶対書かなければいけないわけではないのでだいたいしか書いてないところも多いんですが、就活生という立場だと直接聞いたらしっかり答えてくれることが多かったです。
「純利益はどう生まれているんですか?」等の質問にも答えていただけました。たぶん普通はあんまり答えてくれないけど、社長さんとか人事のトップの人からそういうサイトに載ってない情報を聞けたのはすごくいい機会だったなと思います。就活生だから、すごく親身に1対1で対応してもらえてそれがよかったです。就活を通して、社会についてより知ることができました。
ーー最後に、これから就活をするひとに向けてメッセージをお願いします!
青木さん 最近起業したいと言う人とか増えてますけど、起業するでもなんでも、就活はちゃんとしたほうがいいなと思います。社会というものを知れるから。就活中ほど、いろんな企業に行って話を聞くことができる機会とかあんまりないし、逃げずにちゃんと向き合うのが良いと思います。実は就活ってなんかダサいなと思ったり、一から就活をするのが嫌で「起業するから就活はしない!」と宣言していた時期がありました。ただ、そんな変なプライドは捨ててもっと早くから就活に向き合っておけば良かったな、という後悔があります。
あと、就活期間って割と就活について友達と話すのを避けがちになると思うんですけど、少人数のスタートアップじゃない限り、友達が受かったから自分は落ちるなんてことはほとんどないとおもうので、もっとみんなで協力して情報交換をし合うといいと思います。自分ひとりで得られる情報って限りがあるので、友達でも、旅人採用みたいな就活サービスでも、使えるものはとにかく使う方が良いと思います。就活を一緒に頑張る仲間を作る方がいいです。
僕の就活については、noteにも書いていますので気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください!
↓
「僕の就活は多くの人をイラッとさせるかもしれない。」
https://note.mu/koichi_0221/n/n1b899800ff1d
最後に
青木さん、今日はありがとうございました!
自分の夢の実現への要素を分解して作った企業に求める項目をもとに、一つ一つの面接ごとに質問を作るというのがいいなと思いました。
青木さんのnoteはすごく役立つ内容になっていますので、そちらも必読です!
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